2019年11月10日日曜日

【Pクラス向け】練習の『量』と『質』について(2019.11.10)

こんにちは、テツヤです。

私テツヤが徒然なるままに語る『ちょっと真面目なテニスの話』シリーズ第3弾
※いつシリーズ化したのか知りませんが・・・(^^;

今回はタイトルどおり・・・
練習の『量』と『質』について

よくジュニア選手や、そのご両親から
『練習の質を上げたい』『質の高い練習をしないと・・・』
といった声を聞きます。

『練習の質を上げるためにはどうすれば良いですか?』
という質問もよく頂きます。

今回は、こういった質問に受けて
『練習と質と量』について私なりに答えたいと思います。


~練習の成果=練習量×練習の質~

結論から言ってしまいます。
当たり前すぎる回答です。

練習の量と質・・・どっちも超大切です。

そもそも練習の成果とは・・・
図形の面積のようなものです。(※面積=縦×横)















練習の成果=練習量×練習の質 です。

※これに『体格やセンス、才能』等を掛けて体積でみる考え方もありますが、今回はシンプルに『練習の成果=練習量×練習の質』とします。

どんなに質の高い練習をしても量が足りなければ成果にはつながりませんし、その逆も同じです。
両方を高めることが最大の成果を生み出します。

まぁ当たり前の話です。

ちなみにテニスの上達に抜け道や裏技はありません

よく『上手は人は、何か自分とは違う画期的な練習方法で上達している。』という勘違いをしている方がいます。

でもそんな方法はありません。

地道に量と質を高めて、少しずつ積み上げていくしかないんです。


~練習の量と質を最大化する~

◎まずは練習量を確保しよう


前段で書いたとおり『練習の量と質』はどっちも大事
量、質、共に高めて成果が最大化するものです。

では、ここでは練習の量と質を最大化する手順を紹介します。

コチラも結論から言っちゃいます。

ズバリ!まず最初にやるべきは・・・
『練習の量』を増やすことです。

練習の質を云々いう前に、まずは練習の量を増やすべきです。

なぜなら現在の練習方法は非常によく出来ていて一定の質が担保されているからです。
簡単に言うと無意味な練習なんてないって事です。

逆に、どんなに質の高い練習方法を考えたり、モチベーションを最大限に高めても実際に練習しなければそれまでです。

そういう訳で、まずは出来る限りの練習量を確保しましょう。
上達したいのならば練習量の確保が最優先事項です。

◎練習量を限界まで増やすと自然と質は高まります。


練習量を確保すれば自然と成果は上ります。
練習はウソをつきません。

練習量を増やせば増やしただけ確実に今より上達します。

そして、テニスは非常に奥が深く、上達すればするほど課題が出てきます

上達すればするほど、自分の目指すテニスが見えてくるんです。
目標がはっきりするからこそ、課題が見えて、
目標達成のために何をすべきかを考えられるようになるんです。

そこで上達した選手は皆『もっと練習したい』と思うようになります

しかし、誰にとっても時間は有限です。

『もっと練習したい・・・でも時間が足りない。』

この状態になると選手自らが
『限られた練習量の中で、より上達する』ように必死で考えだします。
練習に対する取り組み方、集中力も変わってきます。

そして気がついた時には自然と練習の質は高まっているんです。


~練習量の目安(参考)~

過去の実例を基にした練習量の目安をあげてみます。

例1)
かつてTC大井ファミリーPクラスの選手で全国大会に出場した選手の練習量

・小学4年生でPクラスになりフリー受講
・テニスの練習は週8(TC大井ファミリーで7回、週に1回は掛け持ちで他スクールへ)
・週末は必ず朝練参加(雨の日でも一人でサーブ打ってました)

上記を数年続けて12歳の時に関東大会出場。中学3年生の時に全国ベスト8に!


例2)
過去の例からみた県大会出場のための最低練習量

・Pクラス週3受講
・週末は必ず朝練参加
・レッスン日以外はランニング等の自主トレーニング

これくらいやると県大会出場レベルの実力がつきます。
ちなみに県ジュニアに参加するにはランキングが必要なため、実力だけでは出場出来ません。計画的にポイント対象大会に参加してランキングを上げておく必要があります。


~まとめ~

今回は練習の量と質について思うところを書きました。

覚えておいてください。
練習の成果=練習量×練習の質

そして、まずやるべきことは・・・
練習量を限界まで高める

そして・・・
練習量を限界まで高めれば、自然と練習の質は高まる

上記を実行するのは本当に大変なことです。
でも練習・努力は絶対にウソをつきません。

コーチは選手に対し、時にアドバイスし、時に励まし、時に厳しく引き締めたりします。

しかし実際にやるのは選手です。

選手がそれぞれの目標に向かって本気で努力し、挑戦し、試合に勝利し、敗北もする。
その過程で得られる充実感や達成感、悔しさ、その全ては本気で努力した者にしか味わえない、かけがえのない体験で、テニスという競技の醍醐味です。

コーチは目標に向かって全力で努力する選手を、ほんのちょっと手助けすることしか出来ません。
だからこそTC大井ファミリーのコーチは本気の選手に本気で答えます。

TC大井ファミリーの選手全員が、テニスという競技を通じて、本気で努力することの楽しさを実感して欲しいと思います。


今回も思うままに一気に書き上げましたので、読みにくい表現や誤字脱字等あった場合は悪しからずご容赦を・・・(^^;

ではまた♬

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