どうも。近頃9月なのにエアコン要らずで
過ごしやすいのはいいんですけど、
太陽が恋しくなってしまうヤマモトです。
ないものねだりですね。
さて、パラリンピックの車いすテニスに
釘付けになっていたら、いつの間にか
全米オープンテニスも始まってました。
大坂選手が残念なことになったり、
錦織選手がまたしてもジョコビッチに
行く手を阻まれたりして、
見どころも半減してしまいましたが、
個人的には男子も女子も若手の選手が
どこまで勝ち上がるか注目したいですね。
男子は20歳にして16位のシナーと
「ナダル2世」の呼び声も高い
18歳のアルカラスに注目。
シナーは昨夜遅くズベレフに惜敗した模様。
女子はウィンブルドンでも注目された
18歳のラドゥカヌと
大坂選手を下してそのまま勝ち上がっている
19歳のフェルナンデス。
はたして今大会で
大ブレイクする選手はいるんでしょうか!?
注目ですね!
ところでブログの冒頭にも書きましたが、
私、パラリンピックの
車いすテニスに釘付けになっておりました。
以前、国枝選手の練習拠点の
柏のTTC(吉田記念テニス研修センター)に
行った時に、車いすテニスの選手が
練習しているのを見たり、
日本テニス協会の研修で
車いすテニスの日本代表監督が講師で
お話を聞かせてもらったり
という事はあったんですが、
実際試合を1試合通して見たのは
恥ずかしながら今回が初めてでした。
それを見て感じたのは、
まず各ショットの技術レベルも
相当高いですし、
読みや駆け引きは健常者のテニスと
変わらないということでした。
国枝選手と決勝で戦った
オランダのエフべリンクなんかは、
170km近くのサーブを打ちますし、
スライスもえげつなかったですね。
バウンドが低く、ほとんど弾まないですし、
横に曲がるサイドスピンも回転量が多く
メッチャ曲がってました。
ちなみにサーブに関しては、
ワタシは全力で打ってもせいぜい
150km台がいいとこです(^^;)
なので、
上半身のみの力でそのスピードが出せるのは
とんでもないことです。
あとは各選手のチェアワーク(車いすの操作)
(=健常者におけるフットワーク)の
すばやさには目を見張るものがありました。
ツーバウンドしてもOKということは、
それだけ角度がついたり
より遠くまで動かないといけないので
動き回る範囲がワンバウンドよりも
広くなるわけです。
なので後ろの壁やラインズマン(線審)、
サイドにある広告ボードに車いすごと
突っ込む場面もしばしば見られました。
健常者のテニスに負けず劣らずハード
なんだなとひしひしと感じさせられました。
あとサービスリターン(レシーブ)の際に、
ベースライン後方から前(ベースライン付近)に
入って打つのも健常者テニスと変わらないな
と思いましたね。
※その方が前への推進力が得られるのと、
より早いタイミングで打てるので、相手の時間を奪える
それにしても国枝選手、強かったですね。
ワタシが思うに、国枝選手のスゴいところは
気迫はもちろんのこと、
ショットのスピン・球威、チェアワーク、
前(ネット)にも出る積極性が
他の選手よりも優れていると感じました。
決勝の相手のエフべリンクは
国枝選手が相手なので
ムリしてより厳しく打とうとして
ミスが多かったですね。
準決勝ではそのショットが
ほとんど入ってましたからね。
おそらく対戦相手からすると、
ジョコビッチみたいな感じなんでしょうね。
何にしても、
国枝選手が目標の1つとしていたという
「車いすテニスの魅力を
多くの人に感じてもらう」
という事を
まざまざと感じさせてもらいました。
女子のシングルス/ダブルスや
クアード(上下肢に障がいがあるクラス)にも
非常に多くの事を感じさせてもらいました。
今度はぜひ生で見てみたいと思います!
☆お知らせ☆
大井ファミリーでは、各種大会を募集しておりますよ♪
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